韓国の医療システム
保健所
- 保健所は政府が運営する公共の医療機関です。保健所は予防接種などの公共の保健事業と1次診察を主に施行しており、比較的リーズナブルな費用で利用することができます。
医院·病院
- 医院や病院は内科、耳鼻咽喉科など専門分野に分けられていることが多いため、必要により選ぶことができます。医院と病院は、主に1次診察を実施するが、病院の場合、簡単な入院治療を実施することもあります。
- しかし、負傷または病気が深刻な場合は、総合病院を利用することが望ましいです。総合病院は一般的な病院や医院に比べて待ち時間が長く、診察費用も高いですが、各専門分野の診察を一つの病院ですべて受けることができるという長所があります。
薬局
- 薬局では消化剤、頭痛薬、酔い止め薬、傷用の軟膏など身の回りの常備薬品を簡単に購入することができます。
- しかし、韓国は医薬分業を実施しているため、調剤が必要な薬は病院・医院などの医師からの処方箋がないと、薬局では購入できません。
医療費関連保険
「国民健康保険法」による健康保険
- 「国民健康保険法」による健康保険はその加入者が保険料を負担すれば病院などを利用する際に国民健康保険公団が保険金を支払うことで本人の医療費の負担を軽減する一種の社会保険です。
- 健康保険に加入していない状態で病院などを利用すると、そうでない時より医療費の負担が大きくなりますので、韓国において長期滞在する場合は、健康保険に加入しましょう。
民間の保険会社の健康保険
- 外国人留学生は本国または韓国の民間の保険会社が販売する健康保険商品に加入することもできます。その場合、韓国において病気または負傷などにより診察を受けた場合、診察費の領収証、診察の内訳などの書類を取っておくことで、保険会社を相手に保険料を請求することができます。